事業概要

一般社団法人葉酸サプリ協会は、「教育」「格付け」「メディア運営」の3つの事業を柱として活動しています。

事業内容
  • 葉酸サプリの重要性に関する教育事業
  • 葉酸サプリの格付け
  • 葉酸サプリに関するメディア運営事業

知る機会をつくり、比べる物差しを用意し、いつでも確かめられる場所を残す——この3つがそろってはじめて、ひとりで納得して選べるようになると考えているからです。

1. 葉酸サプリの重要性に関する教育事業

葉酸サプリの重要性に関する教育事業

なぜ「知ること」が最初の一歩なのか

厚生労働省は、神経管閉鎖障害の発症リスクを低減する観点から、妊娠の1か月以上前から妊娠3か月までの間、通常の食事に加えてサプリメントなどから1日400μgの葉酸を摂取することを推奨しています。

ここで重要なのは、推奨される期間が「妊娠に気づくより前」から始まっているという点です。赤ちゃんの神経管がつくられるのは妊娠のごく初期であり、妊娠検査薬で陽性が出てから慌てて始めても、最も大切な時期を過ぎてしまっていることがあります。

つまり葉酸は、知るタイミングそのものが結果を左右する栄養素なのです。

また、知識が不足したまま製品を選ぶと、次のようなつまずきが起こりがちです。

  • 推奨そのものを知らず、そもそも摂取していない
  • 食品に含まれる葉酸と、サプリメントの葉酸の違いを知らず、食事だけで足りていると誤解している
  • 「多いほど良い」と考え、耐容上限量を超えて摂取してしまう
  • 広告の印象や価格だけで判断し、配合内容を確認していない

こうした行き違いは、正しい知識があれば防げるものばかりです。

だからこそ当協会は、教育・啓発をすべての活動の土台に位置づけています。

無料で学べる葉酸セミナー

当協会では、はじめての方でも無理なく学べるよう、無料で参加できる葉酸セミナーを用意しています。専門知識がまったくない状態からでも、選ぶ前に必要なことがひととおり分かる構成です。

葉酸の基礎葉酸とはどんな栄養素か
体の中でどのような働きをするのか
摂取の時期いつから始め、いつまで続けるとよいのか
妊活中・妊娠中・授乳中での違い
食事とサプリの違い食品に含まれる葉酸と、サプリメントに使われる葉酸の性質の違い
摂りすぎへの注意耐容上限量の考え方
複数のサプリを併用するときの注意点
表示制度の読み方「栄養機能食品」「機能性表示食品」「特定保健用食品」の違いと、パッケージの確認方法
広告の見分け方根拠のある表現と、印象に頼った表現の違い
比較サイトとの付き合い方

セミナーはオンライン形式を中心に、多様な形式で受講いただけます。運営にあたっては、次の条件を必ず守っています。

  • 不特定多数の方に向けて提供し、会員登録は不要です
  • 受講料は無料で、当協会は受講料その他の対価を一切受領しません
  • 特定の事業者・製品の紹介や勧誘を目的とするものではありません
  • 個別の体質や症状に応じた助言、医療行為にあたる指導は一切行いません

あくまでも、葉酸に関する正しい理解の促進を目的とした、当協会の無償の教育活動です。

2. 葉酸サプリの格付け

葉酸サプリの格付け

比較するための「共通の物差し」をつくる

当協会では、皆さまが葉酸サプリを比較検討しやすいよう、市販製品を対象とした独自の格付けを行っています。対象となるのは、日本国内で一般に流通している葉酸サプリメント(通信販売専売品を含む)です。

製品ごとに違うのは、価格やパッケージだけではありません。葉酸の種類、配合量、一緒に摂れる栄養素、添加物、つくられ方——中身は驚くほど異なります。しかし、購入前にその違いを見比べるのは、専門知識がなければ簡単ではありません。

そこで当協会は、誰でも同じ基準で比べられる評価軸を用意し、公開しています。

評価の観点

成分設計葉酸の種類と配合量が推奨に沿っているか
ビタミンB12・B6・鉄・カルシウムなど、あわせて摂りたい栄養素の設計は妥当か
安全性原材料の産地と情報開示
添加物の使用状況
アレルゲン表示
残留農薬・放射性物質などの検査体制
品質管理GMP認定工場で製造されているか
第三者機関による検査を受けているか
ロット管理と問い合わせ対応の体制
表示の適正さ食品表示法・健康増進法・景品表示法などに沿った表示か
誤解を招く表現が使われていないか
続けやすさ価格の妥当性
粒の大きさ・におい・飲みやすさ
定期購入条件や解約方法の分かりやすさ

中立性をどう担保しているか

  • 評価と広告を切り離しています。広告出稿や企業からの依頼によって、評価内容や順位が変わることはありません。
  • 評価基準を公開しています。どの観点をどう見たのかを開示し、第三者が検証できる状態にしています。
  • 定期的に見直します。製品のリニューアルや制度改正にあわせて評価を更新し、評価日を明記します。
  • 事業者からの申し立てを受け付けます。事実誤認の指摘があった場合は再調査を行い、必要に応じて内容を訂正します。

格付けは、特定の製品の購入を推奨するものではありません。体質・持病・服用中の薬・食生活によって適した選択は変わります。最終的な判断は、必要に応じて医師・薬剤師にご相談のうえ、ご自身で行ってください。

3. 葉酸サプリに関するメディア運営事業

葉酸サプリに関するメディア運営事業

「あとから確かめられる場所」を残す

セミナーで学んだことも、時間が経てば細部は忘れてしまいます。

また、葉酸について調べようとしたとき、検索結果の多くが広告を目的とした記事で占められ、どこまでが根拠のある話なのか分からないという声も多く寄せられています。

そこで当協会では、葉酸とサプリメントに特化した情報メディアを運営しています。妊活中の方、妊娠中の方、授乳中の方、そしてパートナーやご家族まで、立場の異なる方それぞれに必要な情報が届くことを目指しています。

編集方針

  • 一次情報を出発点にする。厚生労働省・消費者庁・国立健康・栄養研究所などの公表資料を根拠とし、出典を明示します。
  • 誰が書いたかを示す。執筆者・監修者・公開日・最終更新日を、すべての記事に記載します。
  • 公開して終わりにしない。制度改正や新しい知見にあわせて内容を見直し、更新した箇所を明らかにします。
  • 断定しすぎない。研究途上の事柄については、確からしさの度合いもあわせてお伝えします。

読みやすさへの配慮

内容の正しさと同じくらい、読み進められることを大切にしています。専門用語には解説を添え、数値や関係性は図表やイラストで示し、体調のすぐれない時期でも負担なく読めるよう、文章の長さや行間にも配慮しています。

カテゴリー設計や検索導線を整えることで、知りたいことに最短でたどり着ける構成を心がけています。

これから葉酸サプリを検討する方から、すでに飲み始めている方まで、あらゆる立場の方にとって役立つ「信頼できる情報の拠点」となることを目指し、中立的な視点に基づいた情報提供を続けてまいります。

3つの事業がつながっていること

教育事業で見えてきた「よくあるつまずき」は、格付けの評価軸に反映されます。

格付けで明らかになった業界全体の課題は、メディアの記事テーマになります。

メディアに寄せられた疑問は、次のセミナーの内容に組み込まれます。

3つの事業は独立したものではなく、互いに循環しながら精度を高めていく仕組みとして設計されています。